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DER/VPPシステム実証

2023.09.11

DER/VPPシステム実証(オンサイトPPA)

オンサイトPPAを想定した実証施設内に太陽光発電設備、定置型蓄電池設備、EV充放電設備を配置し、自家消費及びVPPとして活用するしくみを構築しました。

実証内容

データはPOWERGsゲートウェイを介して、EMS、VPPリソースアグリゲーター、アグリゲーションコーディネータに接続しました。この設備における消費電力量・太陽光発電量・定置型蓄電池・EV充放電量をPOWERGsクラウドに集約した上で、データはエネルギー見える化及びVPPシステムに連携しています。

今後、POWERGsシステムを用いてエネルギーサービス事業者の指示に従い、蓄電池充放電等の制御を行う予定です。

    【接続機器】

  • パワーコンディショナー
  • 定置型蓄電池
  • EV充放電機

収集したデータはPOWERGsゲートウェイに内蔵されたSIMのLTE回線を通じて、インターネット経由でPOWERGsクラウドに集約。集約した電力データは、POWERGsクラウドとAPI接続したエネルギーサービス事業者に提供しています。

VPP・DRとは

バーチャルパワープラント(VPP)とは、需要家側、電力系統に直接接続されている発電設備、蓄電設備が、そのエネルギーリソースを制御(※逆潮流も含む)することで、発電所と同等の機能を提供することです。

※ 逆潮流:
自家発電事業者等が、消費電気よりも発電電力が多くなった場合に、余った電力を電力会社線側に戻すように流すことを言います。

ディマンドリスポンス(DR)とは、需要家側が保有エネルギーリソースを制御することで、電力需要パターンを変化させることです。

需要家側エネルギーリソースや分散型エネルギーリソースを統合制御し、VPPやDRからエネルギーサービスを提供する事業者のことを、リソースアグリゲーター、アグリゲーションコーディネーターといいます。

  • リソースアグリゲーター

    需要家とVPPサービス契約を直接締結してリソース制御を行う事業者

  • アグリゲーションコーディネーター

    リソースアグリゲーターが制御した電力量を集めて、主に電力会社と電力取引を行う事業者

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